広島県光市の未成年による妻子の殺害事件が無期懲役の高等裁判所の決定を最高裁が差し戻した。再審がおこなわれたが、弁護団は21名もの弁護団を結成して裁判に臨んだ。
ここで問題になるのが、死刑問題である。死刑反対運動をしている弁護士さんが、最高裁の差し戻しは18歳の少年でも死刑判決にふさわしいときには死刑にすべきという新たな解釈が成立する事に対して、死刑反対の運動の後退にならないようにこの裁判を見ているというところに問題があるのではないのだろうか?
私も個人的には死刑問雨量計がある必要があるのかというと疑問に思うことが多いのだが、本来は終身刑があってしかるべきであるという私の考え方である。しかし、現行の法体系の中で、殺人を犯しても無期懲役といいながら10年もちゃんとおとなしく勤めていれば模範囚で社会に復帰できるという現行の制度については数多くの疑問がある。
人間は本来悪い事をしない生き物で悔い改める事ができるという考え方が基本になっているのだろうが、なくなった命は元に戻らないのである。この点についてもう少し議論を深めていく必要が現行の社会の中であるような気がしているのは私だけであろうか?